Vol.276: 桐沢暁(プロドラマー)4/4

1%の情熱ものがたり(海外在住日本人の情熱インタビュー)by Mitsu Itakura / ゼロハチロック - Ein Podcast von Zero-Hachi Rock

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本格的に秋めいて朝晩寒くなってきましたね。寒けりゃあったかいコーヒーやお茶がいつもより美味しく感じる。年齢を重ねる喜びもあるじゃんとポジティブ思考な金曜の板倉です、こんにちは。 「1%の情熱ものがたり」69人目のインタビュー、最終エピソード。ガンダムが大好きだった少年は、母親の影響もあり音楽の道を選ぶことに。奨学金を得るほど優秀なドラムプレイヤーが、アメリカでの初セッションで感じた屈辱的な衝撃。「いいミュージシャンとは?」とひたすら自分を見つめ、考え、追求し続けることで得た気づきは「リズム」の真髄。『音楽はリズムの使い道の一つにしか過ぎない』という桐沢さんのポジティブエナジー満載の情熱ものがたり。 「夢中のど真ん中」って言葉がとっても印象的でした。苦手なことを克服するよりも自分の強みや好奇心の向かう方を伸ばしていく、これって日本とアメリカの教育方針の大きな違いでもある。実力主義の厳しさもあるけれど、やっぱり無我夢中で生きていたいって思わせてくれる桐沢さんの情熱、たくさんの人に届け! それでは、お楽しみください! ▼Show Notes : Vol.276 ・夢中のど真ん中・プロミュージシャンを続けること・自分のやってることを気に入ってる・苦手のことは克服しなくていい・誰も他人を気にしない・実力で食べていくこと・最高のパフォーマンスを出せる心理状態・朝30分間のメディテーション・大の字に寝て鯨の鳴き声を聞く・整形外科医が書いた心理学の本・自分の脳を騙す・自分に自信を持たせる・ドラムの練習と同じくらい大事・トップの人ほどふざけたがる・”That’s what she says”・自分の家を購入すること・自分が心地よい環境を作りたい・動物や自然の中で暮らす・とことん自分の快を極める環境・かっこいいじーちゃんになる・縦社会のデメリット・自分の心が心地いい未来・海外に出る選択肢・お金を作ることの大切さ・海外に出てこそ見えること・久々に自分に向き合えた・坂本龍一「戦場のメリークリスマス」・ニューヨークで見たエンパイアステイトビル・山崎豊子さんの本が大好き・ドキュメンタリー作品:Latin Music USA (PBS)・American Roots Music・ドラム好きだけでは戦えない・師匠:カール・サウンダース(ジャズトランペッター)・僕らが共有するリズム・理論と芸術性の重なった部分・音楽は僕の人生、人生の写し鏡 収録場所:ロサンゼルス・カリフォルニア リアルアメリカ情報 (58:19〜)・HipCampというアプリの話 *1〜2時間ほどインタビューさせて頂いた内容を、4回にわたり配信しています。(アメリカ時間で毎週金曜) ▼Interviewee Profile 桐沢暁 / Satoshi KirisawaプロドラマーX(旧Twitter)Youtube Channel 東京都中野区出身。アメリカでのプロドラマー歴は約16年。ライブ出演回数は2000回超。Canopus USA公式エンドーサー。年間500現場をこなす。プロドラマーとしてのキャリアは、20歳の時の東京のミュージカル・ショーでの抜擢が始まり。十分な経験を積んだ後、カリフォルニア州パサディナにあるLos Angeles Music Academyの奨学金を得て、ロサンゼルスに渡ることを決意。2006年に渡米後、Los Angeles Music Academy 在学中に日本に置いてきた彼女に振られた後、日本にいた時と同じ考えで演奏をしても全く歯が立たない事に衝撃を受け、アメリカに残ることを決める。その日から『いいミュージシャンとは』を常に考え続け、答えはリズムであるとロサンゼルスの現場で痛感させられる。今では西洋式からでは見えない、人間の生まれ持ったリズムであるアフリカンコンセプトを基にして、日本の西洋式に傾きってしまった音楽教育への問題提起や、リズムを使い音楽業界のみならずスポーツ業界に入り込むチャンスを虎視眈々と狙っている。共演歴は、Carl Saunders, Wayne Bergeron, Christian Jacob, Harry Kim, Rick Baptist, Roger Neumann, Ken Wild, Paul McDonald, and many more.『音楽はリズムの使い道の一つにしか過ぎない』